デジタル化事例DIGITAL CASE
デジタル化の背景
当社は代表の中小企業診断士である平家が、企業の新しい活力や原動力に可能性を付加することをミッションに2016年に創業しました。今まで数多くの中小企業に対し、補助金の支援事業や働き方改革支援、融資支援、各種セミナー開催などを実施してきました。
経営コンサルタントとして様々な業種や規模の中小企業と日々接してきて、本業は非常に強みがあり好調であるが、事務関係や管理が後回しになっている、特に人手不足も相まって多残業になっているなど、働き方改革の必要性があること、コロナ禍をきっかけに、デジタル化の必要性、関心が非常に高まっていることを感じました。そのため、自社のDX化と働き方改革を実現し、顧客にも付加価値を与え、もっと多くの企業にコンサルティングを実施できる仕組を構築し、顧客の課題解決に貢献できる戦略を立てました。
デジタル活用の概要
コロナ禍で外部環境的にも中小企業がDXに関心が高まっているところで、当社もDX戦略を立て実施しました。
1段階目として、当社の社員は昼間の短時間勤務者が多く、お子さんがいる方がほとんどのため、家族の都合で早退することや、出勤が出来ないことがありました。社員からの要望もあり当社の働き方改革の一環としてテレワークの導入を目指し実現しました。
2段階目として、業務管理システムを導入することとし、顧客がWebシステムから直接依頼案件などを登録することを可能としました。効率化並びに業務の見える化、品質向上を実現し、顧客にも利便性やリードタイム向上など付加価値向上を目指し実現しました。
3段階目として、現在、ChatGPTの技術を活用した自動ヒアリングシステムの導入を目指しています。実現すると、顧客がサイトにアクセスすると文字情報で質問を行い、これに顧客は音声で回答する会話形式にて自動でヒアリングを実施することができ、効率化並びに顧客に更なる利便性を提供することができます。
デジタル活用の効果
1段階目として「シン・テレワークシステム」や勤怠管理ツールなどを導入し、社内のテレワーク化を実現したところ、多様で柔軟な働き方を真に実現することができました。社員からも、子供が高学年になり学童に入れなくなったため長期休暇中の預け先に困っていましたが、テレワークの導入によって好きな仕事を続けることができたという言葉をもらうことができました。
2段階目として、業務管理システムを導入しました。『kintone』や、その連携情報公開ツール『kViewer』などで構築しました。顧客がWebシステムから直接依頼案件を登録することが可能となり、顧客が夜間や休日でも登録できる利便性と、業務軽減ができる上に、作業指示や業務の変更などがあっても、業務システムによって可視化され、業務指示の簡素化を図りながら漏れも防ぐことができるようになりました。社内テレワーク時の担当者間の引継ぎに非常に効果を発揮しています。また、営業担当は顧客に対しての対応により重点を置いて業務に当たることができ、信頼を高めることで、多くの案件に対応できる体制を構築できました。
実現のために、デジタル人材の採用、育成も手掛けることができ、更なる挑戦を実施している段階となります。
今後の課題・目標
現在取組んでいる、ChatGPTの技術を活用した自動ヒアリングシステムの導入を目指します。日々、デジタル技術は物凄いスピードで進化しています。経営コンサルタント業である当社は、顧客である中小企業の先頭に立ってリードする必要があると自覚しています。そのため、常に最新の技術導入に果敢に挑戦し変革を実現し、そのノウハウも含めて顧客に提供していき、顧客の新しい活力や原動力となるように努めていきたいと思っています。
合同会社 平家商事
代表社員 平家 勉
本社所在地
豊田市月見町1丁目7番地11TEL
0565-42-7000F A X
050-3131-0637創業年月
2016年2月資本金
2,400万円従業員数
4名H P
https://www.heike-rmc.com/